今なお日本中で「お大師さん」として親しまれている弘法大師こと空海。空海はまた日本を代表する知と行動の巨人である。
1200年前、唐の時代の中国から密教を伝え、日本の文化と思想に大きな影響を与えてきた。
この作品は3本シリーズで、空海ゆかりの仏像、書、曼荼羅など至宝の美をたっぷりと紹介し、空海の人生をたどる。
空海の至宝は、現代の私たちの心に何を訴えかけてくるのだろうか。
【内容】
第1集 仏像革命
京都・東寺(教王護国寺)の講堂に並ぶ21体の仏像。空海が晩年に姿形から配置まで構想したという「立体曼荼羅」だ。
穏やかな表情の仏像の中にあって、怒りの表情を露わにし一際目を引くのが不動明王や降三世明王など5体の明王たち。
なぜ怒りの仏像なのか?慈悲だけでは人は救えないのか?
それまで日本にはなかった仏像を生み出した空海の人間観や宗教観に迫る。
時空を超えて...
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